ボディメイクからみた股関節外転筋〜美脚編〜

前回は股関節外転筋力の必要性について考えていきました。
日常生活の歩行動作や階段昇降の面でも股関節外転筋は重要であり
高齢者やリハビリでも鍛えることの多い部位でした。

本日は、ボディメイク面からみた股関節外転筋について読み解いていきます。
その中でも本日は美脚編になりますので、美脚になりたい方や
普段ボディメイクの方をトレーニングされているトレーナーの方も
復習と思って見て頂ければと思います。

目次

股関節外転筋とは

股関節外転筋とは何があるのか見ていきましょう。

中臀筋
小臀筋
大腿筋膜張筋
縫工筋

主にこれらが股関節外転筋になります。

その中でも前回歩行動作や階段昇降などの日常生活動作に関して
重要な筋肉としては、中臀筋、小臀筋でした。

美脚編

誰もが目指していきたい美脚。

美脚のためにポイントになってくる筋肉はこの3つの中でも特に
①小臀筋、②大腿筋膜張筋

この2つになっていきます。

①小臀筋

小臀筋は、股関節の外旋にも働く筋肉になります。(小臀筋後部線維)
この股関節外旋筋が使えていないために股関節が過度に内旋してしまい
脚のラインが乱れてしまっているケースはとても多いです。

膝下O脚、X脚の方なども股関節外旋が十分に行えないことによって
起こってしまっているケースもあります。

そのため、小臀筋はぜひ使っていきたい筋肉になりますね。

②大腿筋膜張筋

大腿筋膜張筋は短縮することによって股関節を外転させO脚に繋がったり、
股関節内旋、下腿過外旋となり膝下O脚に繋がってしまったりします。

そのため、大腿筋膜張筋が短縮しないような体の使い方を
獲得していくことがポイントになっていきます。

大腿筋膜張筋の作用などから考えると腸腰筋などが使えないと
大腿筋膜張筋が過度に緊張しやすく短縮している方も多いですね。

ボディメイクをしたいなら

本日のまとめです。

美脚や美尻などのボディメイクをしたい場合は、
小臀筋を使って行くことをおすすめします!

さらに、腸腰筋が弱くなっていて大腿筋膜張筋を過剰に使ってしまい
股関節を内旋させてしまっている可能性も大です。
そのため、腸腰筋を使って行くことも1つです。

その筋肉を使ったり、マッサージして緩めたら良いという話だけではなく
普段の姿勢や歩行なども関係していきますが、まずはここをポイントとして
使う意識をしていけると良いですね!

ぜひ皆さん一緒に素敵な体目指していきましょう!

次回は、どうやったら小臀筋を鍛えられるのかについて
一緒にみていきましょう!

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