股関節は【内旋】でも【外旋】でも使えなければならない

目次

股関節について問題を抱えている人も多いのではないでしょうか?様々なストレッチやエクササイズを試したのに中々股関節の問題が解消されない方々に、本日「股関節内旋のエクササイズ」をお伝えしていきます。基本は【外旋】をしてお尻の筋肉を鍛えていくのですが、【内旋】をして鍛えていくことも実はとても重要なのです。

  • 股関節の問題で多い2つの問題

股関節の問題で多いのが以下の2つになります。

・股関節のインナーマッスルが弱い

・股関節の後方組織が固い

まず、股関節のインナーマッスルで代表的な筋肉が【深層外旋六筋】【小臀筋】が挙げられます。こちらはクラムシェルというエクササイズで鍛えることが可能です。こちらに関しては、先日書いた記事に内容をアップしていますので、そちらでご覧ください。

基本は【外旋】といい太ももを外に回すことで鍛えていきます。

後方組織の拘縮に関しては、こちらは股関節周辺の靭帯や関節包といった組織の事を示していきますが、これらが固くなることで股関節が前方にズレやすくなると言われております。組織は筋肉などとは違い、ストレッチなどで簡単には緩んでくれませんので、気長に弾力性を出していくことが必要になってきます。こちらは四つん這いのエクササイズが効果的ですが、こちらもこの動画の四つ這いのエクササイズをお試しください。

  • お尻の筋肉には【内旋】太ももを内に回す作用も存在する

一般的に【外旋】の作用が普通だと思われていますが、それと同じぐらい【内旋】という作用もお尻の筋肉には存在します。【小臀筋】や【中臀筋】は前部繊維と後部繊維に分けられ、それぞれ、前部繊維には【内旋】作用もあるのです。ということは、【外旋】でお尻に効くように【内旋】でもお尻に効かせていくことが必要です。

しかし、【内旋】時にお尻ではなく腿の付け根の横が攣るような感覚になる方がいます。これは、股関節を【内旋】する時に太ももの骨が骨盤のソケットから飛び出ようとすることで起こる反応だと思って頂ければいいでしょう。なので、股関節を機能的に使うには【内旋】時にもお尻に効かせる感覚があることが必要になってきます。

股関節痛や膝痛で悩んでいて、エクササイズをしても中々良くならなかったという方は、是非以下のエクササイズをお試し下さい。

  • やり方
    • うつ伏せに寝ます。片方の股関節を90度に曲げ外に出していきましょう。膝の角度も90度に保ち、膝を遠くに伸ばすような意識をして股間節の付け根の伸びを感じます。そのポジションで膝を支点に、膝から下を持ち上げていきましょう。

左右30回を目標にお尻に効いていることを確認していきます。

  • 卍型に座っていきます。内旋しているほうの脚を持ち上げていきます。左右20回ずつ行っていきましょう。

詳細は以下の動画で確認ください。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる