”横隔膜”が体に与える影響【3選】

皆さん、こんにちは。
前回は呼吸のメカニズムについて皆さんと学んでいきました。
胸郭の内側でどんなことが起こっているかわかりましたか?

本日は、前回のコラムの中でも重要!!!とお伝えした
”横隔膜”が体にどんな影響を与えているのか
特に重要な3つに絞ってお伝えさせて頂こうと思います。

目次

知っていて損しない!
”横隔膜”が体に与える影響3選

⒈姿勢への影響

呼吸が浅くなり横隔膜が正常に機能していないと姿勢への影響が出るって聞いたことありますか?
ちょっとこれはびっくりですよね!私も最初このことを知った時はびっくりしました。

それでは、呼吸が浅くなるとどんな姿勢になってしまうんでしょうか?

よく見られる姿勢としては、リブフレアと呼ばれる
肋骨が前にパカーンと出た姿勢です!

姿勢を良くしようと胸を張った結果ボコッと肋骨が開く姿勢になってしまう方がいますね。
この写真の方は軽い方ですが、もっと開いてしまっている方も結構多い印象です。

なぜ肋骨が開くとだめなのか。そこも気になるポイントだと思います。
今日はまとめ編なのでざっくりとお伝えしていきます。

  • 不良姿勢(猫背、反り腰、スウェイバック)に繋がる
  • インナーユニットが使いにくくなってしまう
  • 胸椎の動きが悪くなりやすい
  • お腹周りがぼてっとしてなかなか痩せない
  • 胸式優位の呼吸になりやすい

結構いろんなところに影響がありますね。
そしてピラティスをしている人にとってはそれに逆行するような
致命的な影響がでてしまっていますね。

そして、厄介なことにこの開いてしまった肋骨は押したり絞めたりするだけでは
なかなか修正することができません。

横隔膜がしっかりと動いていない結果そうなってしまっているので、
その修正をしていくには横隔膜をしっかりと動かしていくのが近道です。

⒉痛みへの影響

横隔膜の動きが悪くなることで次のような痛みに繋がる可能性があります。

  • インナーユニットが働きにくくなってしまう
    →腰痛などへ繋がる可能性あり
  • 不良姿勢(猫背、スウェイバック姿勢など)に繋がる
    →肩凝り、腰痛などへ繋がる可能性あり
     長期的な視点でみると変形性関節症からくる痛み
  • 自律神経が乱れてしまう
    →肩凝り、首凝り、頭痛に繋がる
インナーユニット

⒊心への影響

痛みの部分でも少し触れましたが、横隔膜の動きが悪くなると
自律神経への影響が発生します。

呼吸に関係する神経、つまり横隔膜の動きに関わる神経には
横隔神経”という神経があります。

この横隔神経というものは、副交感神経の働きをする”迷走神経”
のすぐ側を通っていたり、一部吻合している(繋がっている)とも
言われています。

副交感神経はリラックスする時に働く神経であるため、
深呼吸をすると落ち着くというのはこのことが関係しているんですね。

また、自律神経は体の中のホルモンバランスにも影響していますから
結局は体にも影響があり、横隔膜って健康にとってめっちゃ大事やん
ってなるんですね。

私が横隔膜について熱く語るのはこんな理由があってということでした!
穴の中を通っているものを見るとまだまだ他にもいろんな影響がありそうですよね。
その通りで、横隔膜の奥はまだまだ深いです。

本日のまとめ

横隔膜が体に与える影響

⒈姿勢への影響
⒉痛みへの影響
⒊心への影響

以上3選でした!

今日は3選ということだったのでこの辺りで終わりにさせて頂こうと思いますが
またこの辺りに関しては需要がありそうでしたら深くお話をさせて頂こうと思います。


今日はこの辺りでおわりです!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる