【知らなきゃ怖い】運動中のリスク管理

本日は、【知らなきゃ危険】運動中のリスク管理についてお話させて頂こうと思います。

一般の方も、インストラクターの方にも安全に運動を行うために
ぜひ知っておいて頂きたい基礎的な内容になっています!

最近では健康意識が高まり、今まで運動をしていなかった方々も
運動を始めていることが多いので特にリスク管理には注意を
していきたいですね!!!

いきなりですが、あなたはこんな場面に遭遇したらどうしますか?


ヨガのグループレッスンで本日初めて体験レッスンに
いらっしゃった方がお一人いました。
今まで特に運動習慣はありませんが、コロナで動く機会が減り
元々ヨガにも興味があったので運動不足解消のため来られたようです。

初めてではありましたがレッスンも順調に進んでいきました。
しかし、レッスンも終盤に近づく中、立つポーズを行なおうとした
次の瞬間その方が倒れ込んでしまいました。

心配になり近づいていくと「頭がふわふわします」とのこと。

インストラクターは何が起こっているかわからず
パニックになってしまいました。

この状況を聞き、2人のインストラクターが会話をしています。

この時何が起こっているかわかりますか?

うーん、なんだろう。わかりません。
私も同じ状況になったらパニックになって
どうしたらいいかわからないかもしれません。

自分のレッスンでも起こったらと思うと怖いですよね。
そんな時のために、事前に学んでいきましょう。

よろしくお願いします!

この方に起こったこととして考えられることとしては
いくつかありますが、1つは起立性低血圧の可能性が
あげられます!

何ですかそれ?初めて聞きました!
詳しく教えてください!

それでは解説していきますね!

起立性低血圧

起立性低血圧とは、立ち上った時に急激に血圧が低下することです。
急激に血圧が下がることで、意識が遠のき・ふらつき・めまいなどが起こります。
今回のケースの症状と似ていますね。

それでは、その原因について簡単にみていきましょう!

《原因》
①心臓、血管の問題
 血液を送る機能が不十分であったり、血管を締める働きが不十分であったりすると
 いざ、血液を送りたい!となった時にうまく送れず血圧が下がってしまったりします。

②自律神経の問題
 本来立ち上がった時には交感神経が働いて血圧を上げようとする働きが起こるが
 自律神経がうまく調節できなくなっているとその切り替えがうまくいかず
 血圧が下がってしまう可能性があります。

③薬剤の問題
 血圧を下げるために血管を広げるお薬を飲んでいたり、精神疾患に対するお薬を
 飲んでいたりするとうまく調整が行われず血圧が下がる危険性があります。

《なってしまったらどうする?》
実際にこのような場面に遭遇した時は、まずは安全な場所に横になり
足を高く上げていきましょう。

《予防策としてできること》
・動脈硬化の予防→オンラインサロンの動画をご参考に!
・日頃からの適度な運動
・適切な水分補給
・自律神経を整える→ヨガやピラティスもおすすめ!睡眠も大切。     など

インストラクターの方は、レッスン中にこうならないように
・事前に既往歴の聴取
・レッスン中の水分の促し
・初心者がいる場合は負荷量に注意する
・臥位からいきなり立位にならないように気をつける

など注意して安全にレッスンが行えると良いのではないかと思います!

暑い季節になりますが、リスク管理をしっかりしながら
運動を楽しんでいきましょう!!!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる