【ピラティス初心者必見】イマイチ効果がわからない・・と諦めてしまう前に確認したいこと③背骨の柔軟性を上げる

「ピラティスを始めてみたけどイマイチ効果がわからない・・」
「動きが難しくてなかなかついていけない・・」

ピラティス初心者の方に多いのがこういった悩みではないでしょうか。
大半の方が、今までやったことのない地味〜な動き(笑)や器具を使いながらトレーニングをしていくので疑問や不安が多いのも事実・・!

本シリーズではピラティスの運動効果を高める為の豆知識をお伝えしていきます。今回は第3弾!
これからピラティスを始めようとしている方も、すでに初めている方も是非チェックしてみてくださいね!

目次

体の不調と背骨の関係

普段からなんとなく疲れやすい、呼吸が浅い、肩こりや腰痛がある、など体の不調を感じることはありませんか?年齢を重ねるにつれこの「なんとなく不調」は多くなっていきます。

この不調、実は背骨や肋骨の柔軟性がないことが原因のひとつになっていきます。
今回は背骨の構造と動きを理解し、その部分を整えるエクササイズを何個かご紹介します!

背骨の構造

背骨は7個の頸椎・12個の胸椎・5個の腰椎と仙骨尾骨から成り立っています。

そもそも普段の生活で背骨の数や、どんな構造になっているかなど、意識することは少ないかと思いますが、
正しい姿勢や不調のない体を目指すためにはこの24個の椎骨をひとつひとつ分離して動かし、
しなやかな竹のように均等に動かせることが理想的です。

さらにいうと背骨の中でも胸椎は肋骨などの骨に囲まれてるので特に固くなりやすく、
ここが動かせないと自律神経の乱れや首腰の不安定性にもつながります。

背骨を動かすエクササイズ

それでは背骨、特に胸椎の可動性を引き上げるエクササイズをご紹介します。
背骨は側屈・回旋・屈曲・伸展の動作が可能です。どれか1つではなく、
この4動作が無理なくできるよう、柔軟な背骨を目指しましょう!

側屈

・右足を体の前に膝を曲げて置き、左足は体の後に向けて曲げます
・右手は右足の少し遠くの床について、左手が左耳の真上に来るように持ち上げ、体を右に傾けます
・体を傾向ける時に息を吐き、戻る時に息を吸います
※反対側も同様に
※それそれの方向で各3〜5回を目安に

▶回旋

・四つ這いの姿勢になります(肩の下に手首、股関節の下に膝がくるように)
・そのままお尻を軽く上に向け、左手を床から離し、後頭部を軽く触ります
・腰の位置は正面のまま、左に回旋し、正面に戻ります。※この時支えてる方の手は下のマットをしっかり押します。
※息を吐きながら回旋。正面戻る時に息を吸います
※左右3回ずつ

▶屈曲

・四つ這いの姿勢になります(肩の下に手首、股関節の下に膝がくるように、おへそを軽く引き上げる)
・マットをしっかりと押しながら、恥骨を顔の方に向け、背骨全体を丸めていきます
・下から来るパンチをよけるように丸めていくのがポイント
※背骨を丸めながら3呼吸

伸展

・四つ這いの姿勢になります(肩の下に手首、股関節の下に膝がくるように、おへそを軽く引き上げる)
・お腹に力を入れたままお尻を軽く上に向け、背中を反らせる
・そのまま息を吐きながら胸を開いて視線は上に

最後に

「なんとなく不調」を解消するためにピラティスに通われている方も多くいらっしゃるかと思いますが、
背骨の柔軟性がないままインナーを使い、締める動きをすると痛みの原因にも繋がります。
背骨の動きを理解し、エクササイズにもしっかり取り入れることで体の不調改善やボディメイクの効果アップにつながります!

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