老化は股関節から?股関節をメンテナンスしていきたい理由

みなさんは普段股関節の動きを意識して生活していますか?
実は股関節、生活の中で様々な動作を支える要となる関節になります。座りすぎや運動不足、加齢と共に股関節は固くなりやすいので、メンテナンスを怠らず、いつまでも若々しいからだを目指しましょう!

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人体の要の関節「股関節」の役割

人体には数百の関節がありますが、股関節は骨盤と合わせて体の中心にあり
上半身と下半身をつなぐ重要な役割を担っています。
階段を上るのがつらくなった、腰や膝が時々痛むようになった、平らなところでつまずく・・など
意識しなければわからない変化ですが、この原因、実は股関節にあるかもしれません。

股関節は立つ、座る、動く、日常のすべての動作に影響する大切な関節です。
さらに股関節には腸腰筋や内閉鎖筋など体を支えるのに大切なインナーマッスルを含む20以上の筋肉に支えられています。
常に自由度高く柔軟に股関節を使えるということは、周囲の筋肉バランスも整っている状態になります。
筋肉バランスが整うと骨盤も安定しますので、体の不調改善にもつながります。
股関節はまさに体の核となる存在と言えますね。

自分の股関節は硬い?柔らかい?

前述したように、股関節が柔軟に動かないと体の不調につながります。
では股関節はどれぐらい動けば柔らかくて、どれぐらい動かなければ硬いことになるのでしょうか。
股関節の運動方向は屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋の6つの方向があり、
日常生活においては2つ以上の複合運動が連続して起きています。
それぞれに日本リハビリテーション医学会が出している参考可動域という動く範囲を示す指標があります。
股関節の硬さはこの参考可動域より狭くなることを指します。※年齢や性別によって差があり、あくまで目安

自分で正確に確認するのは難しいですが、現代人は日ごろの生活習慣から股関節が硬くなってる方がとても多いです。
股関節が硬くならないように、日ごろから動かすことで股関節の可動範囲を保つようにしましょう。

股関節を柔らかく保つためのはめ込み運動


股関節周りのストレッチやトレーニングをしてもなかなか効果が見えない、痛みが取れない、
そんな場合は関節自体のはめ込み運動とインナーを鍛えることで正しいポジションに戻すことからはじめましょう!

■カエル足で関節のはめ込み運動

・両手両足をついて、膝はマット幅に開き、左右のかかとを近づけるようにカエルのような足の形をつくる
・この状態でお尻をプリっと上に向け、そのまま踵に向かってお尻を近づける
・最初のポジションに戻り繰り返す
◎目安:10回

■寝ながらできる!股関節のインナーを鍛えるクラムエクササイズ
股関節のはめ込み運動が出来たら、関節を安定させるインナーマッスルを鍛えていきましょう!

・横向きになり股関節90度膝90度のポジションにセット
・背骨を伸ばし、お腹は前の壁と平行でおへそから下を薄くする意識、尾骨を上に向けお尻をプリっとしていく
・この状態で上の足を開いて、閉じる※これで1回
◎目安:左右30回ずつ

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