放っておくと危険!?ストレートネックの体への影響とセルフケア3選

普段から首肩が凝る、頭痛を引き起こしやすい方、もしかするとストレートネックが原因かもしれません。
頭部が前方に垂れ、頚椎全体が前方変位しているストレートネックは、現代を生きる私たちにとってなくてはならないスマートフォンの触りすぎ・長時間のパソコン作業など、生活習慣によって引き起こされます。
現代病とも言えるストレートネックですが、放っておくと全身に影響を及ぼすことも。
セルフケア法も併せてご紹介します!

目次

ストレートネックとは

首の骨は7つの骨で構成されており、横から見るとゆるやかに前弯しているのが正常な状態です。
頭は体重の10%~15%の重さがあると言われており、この自然な首のカーブ(生理的前弯)があることで重い頭を支えることができるのです。
ストレートネックはこの前弯が消失し、その名の通り首の骨がまっすぐになる状態を指します。
この状態になると、頭の重さや衝撃がダイレクトに圧しかかり筋肉や神経に大きな負担をかけます。
その結果、首や肩に痛みやはりが生じてしまうのです。

体に及ぼす影響

ストレートネックが体に及ぼす影響は下記のようなものがあげられます。

・首肩の凝り、痛み、ハリ
・めまい、頭痛
・猫背、巻き肩※重心が前に移動することによる姿勢の崩れ
・自律神経の乱れ
・手、腕の痺れ

重症化すると、全身に影響を及ぼし日常生活に支障をきたす可能性もあります。
そうなる前に早めの改善を心がけていきたいですね。

セルフケア3選

重症化する前に、日ごろのセルフケアが重要です。
簡単にできるセルフケア3選をご紹介します。

①胸前のストレッチ+背骨を伸ばす

・体育座りになり、お尻から手のひら一枚分のところに手をつく。
・肩甲骨を寄せるように肩を開く。 
・胸を斜め前に引き上げるようなイメージで胸を張る
※顎は引きすぎないように首後ろは伸ばす

②胸鎖乳突筋ストレッチ

・①の状態にセット
・胸を張ったまま、首を左右に回旋
・画像赤丸の部分を伸ばすように意識

※上から吊られてるような意識で上に伸びながら
※顎は引きすぎないように

③首の筋バランスを整える
頸部前面の収縮を促し、頸部後面の筋群を伸長させます。

・膝を立て仰向けになり、骨盤が天井と平行、肋骨と骨盤一直線をキープ
・軽く顎を引き(頸部前面の収縮)、首の後ろを長く(頸部後面の伸長)する
・頭の後ろで手を組み、首の後ろを長くしたまま肩甲骨が持ち上がるところまで上体を起こす。

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