回旋動作は肩甲骨から誘導

ヨガであればパリブリッタ系のアーサナ、ピラティスであれば
スパインストレッチやソウなどのエクササイズでなかなか胸椎の回旋が
できないといった経験はないでしょうか?
無理矢理捻ろうとしても捻じれない。
気持ちが良いどころかかえって苦しいみたいな経験をしたことがある方も
多いのではないでしょうか。
これ実はちょっとした意識をすることで解決するケースも多くみられます。
ぜひ解剖学的にアーサナやエクササイズに取り組んでいきましょう!

目次

胸椎の回旋とは?

冒頭でもお伝えしたように、ヨガやピラティスの動きの中では、
胸椎の回線という動きが多く含まれています。
また、人間の体が正常に機能するためにも
この胸椎の回線が行えるということはとても大切なことになります。

この胸椎の回旋とは、簡単にいうと
胸の高さの背骨(胸椎)を捻る動きになります。

なぜ回旋する必要があるのか?

この動きが硬くなってしまうと、横に捻る動作の時に、
首や腰(頚椎や腰椎)で大きく回旋しやすくなります。
頚椎や腰椎も回旋動作がスムーズに行えることはもちろん
大切なことですが、胸椎の回旋動作が制限されると
頚椎や腰椎への負担が大きくなってしまいます。

そのため、この胸椎の回旋動作がスムーズに行えるのは
とても大切なことなんですね。

それだけではなく、胸椎の回旋の動きが悪くなってしまうと
胸椎の周りの靭帯が硬くなり、胸を反る動き(伸展)も制限されやすくなります。
そうなると胸郭のポジションが乱れ、猫背になりやすかったり、
肩甲骨や肩関節のポジションも乱れてしまったりと
連鎖していろいろなところに不調が出てしまうんですね。

どうしたら回旋できるのか?

それでは、どうしていったらこの回旋動作がでやすくなるんでしょうか。

それが今日のタイトルにもあるように
【胸椎の回旋動作を肩甲骨の動きで誘導する】になります。

もっと詳しく具体的にお伝えすると、

回旋する方向と同じ側の肩甲骨を後退(後ろに引く)+反対側の肩甲骨を前方突出(前に出す)

この動きを意識することで肩甲骨と胸郭の動きの連鎖の関係から
胸椎の回旋が促されるんですね!

実践編!

それでは、一緒に行ってみましょう!

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