小殿筋について読み解く

前回は、ボディメイクの観点からみた股関節外転筋について
見ていきました。

今回は美脚のためにも必要な小殿筋について、
さらに深読みしていこうと思います!

ぜひ復習と思って目を通してみてください〜

目次

小殿筋の解剖学

小殿筋は、前部線維と後部線維に分かれています。

前部線維:股関節外転、内旋、屈曲
後部線維:股関節外転、外旋、伸展

小殿筋は前からも後ろからも触診が可能と言われています。

前方:大腿直筋の起始部と大腿筋膜張筋の筋間から進入。
後方:中殿筋と梨状筋の筋間から進入。

小殿筋の重要性

結構小殿筋ってマイナーだと思われがちですが、
(学生の頃は覚えなくて良い筋肉と思っていました。)
実は結構大切なんですよね。

【ボディメイク面】

①美脚
前回の記事でまとめていますのでこちらでぜひ確認してみてください!

②美尻
ぷりっとした桃尻を作りたいなら小殿筋!
中殿筋を鍛えすぎてしまうと四角いピーマン尻に
なってしまいます。

【機能面】
①実は近年の報告では、片脚立位時に中殿筋よりも
小殿筋の活動が高まるという報告あり

②他の組織と結構たくさん隣接しているため、
(大腿直筋の起始部、中殿筋、梨状筋、大腿筋膜張筋、股関節関節包)
滑走性が悪くなると制限因子として問題あり

小殿筋のエクササイズ方法

小殿筋のポイントは、エクササイズ実施時の
股関節角度が関係していきます。

股関節 屈曲0度、外転20度がポイント

この角度を意識して行うことで小殿筋がしっかり
入っていくと言われています!

①横向きで寝ます。下の足は軽く曲げ、
上の足は伸ばした状態で骨盤幅に開きます。

②上の骨盤を引き下げるようにして
脇腹の下に溝をつくります。

③上の脚は股関節内旋しないように意識。
そこからちょっとだけ足を持ち上げます!

よくある足上げのエクササイズ。
これは足を大きく上げすぎないことがポイントです!

どこでも簡単に行えますがしっかりやると結構キツイです。
ぜひ皆さんチャレンジしてみてください!

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