妊娠による女性の体の変化

【出産】女性にとっては人生のビックイベントですよね
しかし妊娠~産後にかけて【今までにない不調】に悩む方は多いのではないでしょうか?
今回は妊娠~産後にかけて起こる体の変化についてお伝えします。

目次

出産経験あればみんな産後!!

産後と言われると、出産後数か月~1年くらいのイメージがありますよね。
でも実際は出産経験がある方は、産後特有の変化起こるので
何もしなければ元通りの体になるという事は難しいでしょう。
欲を言えば、妊娠中から産後のケアは始まっていて、妊娠中の行動で産後に大きく差が出ます。

妊娠中に分泌されるホルモン

では妊娠によって体ではどんなことが起こっているのでしょうか。
まず妊娠することでリラキシンというホルモンが分泌されます。
このホルモンは骨盤周りの靭帯を緩める働きがあり、これによって赤ちゃんが産道を通りやすくなります。

月経前にも分泌されるホルモンなのですが、靭帯を緩めるので体の柔軟性が上がります。
実際に妊娠中に、今まで足に手が届かなかった前屈が届くようになった!!という方もいます。

緩みすぎは体の歪みへ

先程の話だと、リラキシンは体の柔軟性が上がっていいホルモンなんだ!!
と思うかもしれません。
しかし、実際には妊娠してから、腰痛、肩こり、恥骨痛、トイレトラブルなどの
体の不調に悩まれる方はとても多いです。

原因①【靭帯が緩みすぎている】
妊娠中だから・・と言って運動を全くしない生活を送ると、
リラキシンが効きすぎて緩みすぎになってしまいます。
靭帯が緩みすぎると骨盤を支えきれなくなり、歪みが発生!
そういった歪みが上記に挙げた不調をきたす、一つの原因とも言えます。
また、骨盤の高さに左右差が出たり、骨盤が横に広がり下半身が太って見えたりもします。

原因②【コラーゲンの変性】
リラキシンはコラーゲンを変性させる働きがある為、
それによって筋肉の弾力が失われます。
そうすると骨盤底筋も緩みやすくなり、尿道、肛門を締める力が弱まります。
それがトイレトラブルにつながっていきます。

産後を快適に過ごすために

『緩みすぎて今までにない不調がででしまった・・もう手遅れか・・』
いいえ!そんなことはありません。
むしろ緩みがあるからこそ骨盤を修正しやすい時期でもあります。
歪ませないことで、お腹の赤ちゃんにとっても、お母さんにとってもいい環境作りができます。

今からできるちょっとした意識

①適度に運動
運動をすることで筋力をつけて、骨盤の歪み防止。
ピラティスやヨガも産後産前の運動としておすすめです。

②いい姿勢を心がける
例えば猫背になってしまうと肋骨が圧迫され、呼吸も浅くなるため
赤ちゃんも苦しい状態になります。

そんなことで?と思いますが、小さなことも積み重なれば大きな結果につながります。
ぜひ今から意識して快適な産後ライフを目指してください!
産後の体を整えたい!という方、スタジオでのレッスンもおすすめです。
皆さんお待ちしております😊



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