背中から腰まで真っ直ぐ!フラットバック姿勢について

この姿勢も、以前スウェイバック姿勢でお話しした時のように
いい姿勢にしようとする方ほど多いように感じます。
どんな姿勢なのか見ていきましょう!

目次

フラットバックとはどんな姿勢か

【フラットバック】の一番の特徴は、背中から腰までが真っすぐになっていることです。
また骨盤は後傾位になることが多く、腰椎のカーブも失われます。


本来背骨のカーブは、S字を描くのが正しいカーブになります

S字カーブはなぜ必要?




それは【重力の影響を減らすため】です。

人間は二足歩行なので、重力の影響を受けやすいです。
仮に背骨が真っすぐだと、重力の影響をもろに受けてしまいます。

S字カーブがないと・・・

・椎間板ヘルニア
・側弯
・腰痛
・肩こり

などの症状を引き起こします


S字のカーブがあることで、この重力の影響を分散させることができます!

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フラットバックになることで?


また背骨のカーブがないこと以外にも
【フラットバック】の方には下記のような体の特徴もよく見られます。


・お尻が垂れて見える
→骨盤後傾によってお尻の位置が下がるため

・頭が前に出ている
→上部胸椎が屈曲することでバランスを取ろうとして頭が前に出る


本来であれば、壁に背中をつけたときに、
胸椎の7番(女性だとブラジャーのホックの位置)が壁に当たるのが
正しい背骨のカーブになりますが、
【フラットバック】の方は、背中がペタっとついてしまいます。
改善策としては、胸椎の7番を後弯させるようなエクササイズが必要になります。

改善エクササイズ

【カールアップ】

仰向けになり、手の平を下に向けて、前ならえの姿勢になります。
足は90度に曲げていきます。

息を吸って吐く時にお腹を薄くします。
みぞおちから起き上がるイメージで、上体をアップしていきます。

・みぞおちから起き上がることで、胸椎の7番を屈曲させることができるので
 首で起き上がらないように注意!
・手を下げる時に、肋骨を奥にしまう意識、指先を遠くに伸ばす意識で行うと効果アップ!

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