第二の心臓!ふくらはぎの機能低下による体への影響

だんだんと寒くなってきましたね。足が冷えたり、長時間歩いたりすると足のむくみや重さを感じることはありませんか?
これ実はふくらはぎの機能低下が影響しているかもしれません。
キュッと引き締まったふくらはぎは男女ともに魅力的ですが、ボディメイクだけではなく、健康にも大きく関わってくる部位になります。
セルフケア方法も合わせてご紹介します!

目次

ふくらはぎとは

ふくらはぎの筋肉は腓腹筋とヒラメ筋の大きく2つに分かれていて、この2つを合わせて下腿三頭筋といいます。

この2つは歩く際によく使われる筋肉なので硬くなりやすく、疲労が溜まりやすい部分になります。
硬くなると足関節の機能が制限され足首に柔軟性がなくなり、足を地面につけたときに衝撃がダイレクトに膝や腰にきてしまったり、代償して前腿のはりにもつながります。

ふくらはぎがよい状態で使えるとどうなるか

上記でも少し触れましたが、ふくらはぎの柔軟性が上がり正しく使えるとどんなメリットがあるのでしょうか?

■第2の心臓!血流アップで冷えむくみ防止
ふくらはぎは血液を体に循環させるポンプの役割をしています。
その為、ふくらはぎの筋肉量が増えると下半身の血が心臓に戻りやすくなり、血行改善、老廃物が溜まりにくいからだになるので疲れにくくむくみの防止になります。

運動能力の向上
ふくらはぎは筋力を足部と地面に伝える効果があり、歩行効率やジャンプ力、瞬発力アップに関わります。
普段から立ち仕事や歩き回ることが多い方は、ふくらはぎを正しく使うことで足が疲れにくくなりますよ。

■足のつり、こむら返りの予防
足がつる、いわゆる「こむら返り」の経験は多くの人があるのではないでしょうか。
運動時だけでなく、就寝中に突然、足がつって痛みで目が覚めることもありますよね。
前述した通り、ふくらはぎは全身の血行を巡らせる大切な役割を持っています。
このふくらはぎの筋肉が凝り固まってしまうと、血流が滞り血行不良を引き起こしやすくなります。血行不良は足がつる要因の一つになるのです。ふくらはぎの筋力をアップし血行不良を改善していきましょう。

ふくらはぎのセルフケア

ふくらはぎは歩く際によく使われる筋肉なので硬くなりやすく、疲労が溜まりやすい部分になります。
日頃からこまめにセルフケアを行いましょう!

■かかとのアップ&ダウン
①:足を肩幅に開く
②:かかとを上げてつま先立ちになる。※床から10cmほど。ふくらはぎの収縮を感じる
③:ゆっくりかかとを落とす
④:①〜③を30回ほど
※体重が前に行きすぎないように直立の状態で。難しい場合は壁に手をかけながら

壁を使ったストレッチ
上記で鍛えた後はストレッチを行いましょう!
①:壁に両手を当てて右足を前にして前後に開く※後ろ足のつま先はまっすぐセットしましょう
②:肘を伸ばしながら手で壁を押して後ろ足に体重をかけましょう
③:ふくらはぎの筋肉の伸びを感じながら10〜15秒キープ

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