【生理痛】
女性でも症状が強い方もいれば、軽かったり、何も感じないという方もいます。
症状があるという方は、生理が来るたびに気が重くなってしまいますよね・・・
今回はそんな生理痛の緩和にアプローチするエクササイズをご紹介します！
意外としらない生理のしくみ
女性の体では、月に一回卵子を外に出す【排卵】が行われます。
それと同時に、【子宮内膜】という赤ちゃんができた場合に、赤ちゃんのお部屋となる場所が
分厚くなっていきます。
これによって、体は赤ちゃんを受け入れる準備をしていきます。
ただ受精しなかった場合は、このお部屋が要らなくなるので、子宮内膜が剥がれ落ちていきます。
これにより、子宮内膜が外に排出される【生理】が起こります。
なぜ痛みが出る？
【プラスタグランジン】というホルモンが原因に
上記でお話した、子宮内膜が剥がれ落ちる際に、
子宮の筋肉【子宮筋】を収縮させる【プラスタグランジン】というホルモンが出ます。
これは痛みを誘発するホルモンで、必要以上に分泌されると、痛みの元になると言われています。
このプラスタグランジンは以下のようなことで、子宮が血流不足になる時
子宮をより収縮させて血流を促そうとして
よりプラスタグランジンが産生されてしまい、痛みが出てしまいます。
①骨盤のねじれ
骨盤がねじれていたりすると、
スムーズに経血が外に出ることが出来ずに無理やり出そうとするため
子宮筋の収縮が過剰に起こってしまい、子宮が血流不足に・・・。
②背骨の固さ
胸から腰(胸椎12番〜腰椎3番)にかけての背骨の固さがある方は、
そこの背骨に子宮につながる神経節がついているので、
固まってしまうことで子宮が過緊張してしまい、子宮を無理やり収縮させようとうする力が働く。
解決方法
解決策としては、
①子宮につながる血管の血流をよくする
→【大腰筋】という筋肉の下に流れる血管が子宮やお尻に分岐しているので
大腰筋を使うことで血行の循環が促進され、
子宮の痛みや、生理時に重たくなる臀部のダルさの改善が見込めます！
大腰筋エクササイズ(シングルレッグストレッチ)
足を入れ替えて、反対足をタッチ。片足の股関節90度まげて上体アップ。
この時膝の両サイドをタッチしていきます。
足を入れ替えて、反対足をタッチ。
これを10回×3セット程行ってみましょう！
②背骨を緩める
→背骨の動きを出すことで、子宮の過緊張を防ぎ、
これによる痛みの改善が見込めます！
キャットアンドカウ
肩の下に手首、股関節の下に膝がくるように四つん這いになります。
まずはおへそを覗き込むように背中を丸めていきます。
この時に息を鼻から吸い込んでいきます。
丸めたところから、鎖骨を前に見せるようなイメージで背中を反らしていきます。
この時は口から息を吐きながら行います。
丸めて反らしてを１セットとし、10セットくらい行いましょう。
コツコツ続けることで生理痛の改善に繋がっていきます。
生理の日も快適に過ごしましょう！
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