脚のライン改善には土台作りも重要!

スタジオでレッスンをさせて頂いていると脚のラインに
悩まれている方がたくさんいらっしゃいます。
また、病院勤務時代には股関節や膝関節の痛みに悩む方にもたくさん
遭遇してきました。

そんなボディメイクにも姿勢改善にも、疼痛緩和にも大切な
筋肉についての解説を本日はさせていただこうと思います。

目次

大切なのは内転筋群

脚のライン、股関節、膝関節に関係している可能性の高い筋肉が内転筋群になります。
内転筋とは、内腿にある筋肉のことで、土台となってくれる大切な筋肉です!

内転筋群は、群というくらいなので1つではなく6つの筋肉から成っています。
その中でも大切な筋肉である恥骨筋と大内転筋について今日はご紹介します。

内転筋が大切なワケ(恥骨筋)

それでは、なぜ内転筋が大切になってくるのかをみていきましょう!
まずは恥骨筋から。

前回までにもお話している通り股関節が内旋してしまっている
(太ももが内側へ捻れてしまっている)方がかなり多いです。
そのため、股関節の外旋筋である外旋六筋や小殿筋が大切ですよ!
というお話をしていきました。

ただ、そこだけでは不十分なんですね。
股関節を外旋することはできるが、股関節に痛みが出るなんて方もいます。
その犯人の可能性として、恥骨筋の機能不全が挙げられます。

この恥骨筋は股関節を外旋するアウター(大殿筋や中殿筋)が働く時に
股関節内旋に働き、大腿骨をしっかり骨盤の中に収めておいてくれる働きがあります。

そのため、これらの筋肉がバランスよく働くことで
股関節がしっかりと機能的に働き、疼痛を軽減することができる可能性があります。

内転筋が大切なワケ(大内転筋)

次に大内転筋です。

大内転筋は内転筋群の中でも字の通り大きな筋肉になります。
骨盤の坐骨結節から大腿骨内側部分まで付着している筋肉になります。

そのため、この大内転筋が働きにくくなってしまうと
骨盤と大腿骨の繋ぎが不安定になってしまい、
しっかりと大腿骨をまっすぐ保ちにくくなってしまったりする可能性もあります。

さらに、内腿の筋肉が働きにくくなってしまうと
外側にある大腿筋膜張筋などが過剰に働いてしまいさらに脚のラインに影響を
してしまう可能性があります。

まとめ

ごく一部にはなりますがこういった理由から
脚のラインや股関節、膝関節の痛みを軽減、予防するためには
内転筋を使うことが重要になっていきます!

前回までのエクササイズと合わせてぜひ内腿も鍛えていきましょう!



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